第24回日本褥瘡学会北海道地方会学術集会
ご挨拶
拝啓
このたび,2026年3月14日(土)に,かでる2・7において,第24回日本褥瘡学会北海道地方会学術集会の開催を担当させていただきます。会員諸氏および関係各位に,厚く御礼申し上げます。
今回の学会テーマは「sustainable and collaborative care(持続可能で協働的なケア)」です。わが国では超高齢社会が進展する中で、医療・介護の提供体制にも質の転換が求められています。特に北海道の高齢化率は全国平均以上であり,その対応が急がれています。褥瘡ケアも例外ではなく、急性期から在宅、施設までをシームレスにつなぐ継続的かつ多職種連携に基づく対応が不可欠です。また、限られた人材・資源のなかで、質の高いケアを持続させていくには、科学的根拠に基づいたアプローチと共に、現場に根ざした創意工夫と協働の力が求められています。
こうした背景をふまえ、本会では各方面で活躍されている皆様による教育講演をはじめ,多職種連携を踏まえてのシンポジウムなど,明日からの臨床に活かせる具体的な知見を数多く共有いただけるプログラムを企画いたしました。分野や立場の違いを超えて、参加者同士が互いの経験と課題を率直に語り合い、褥瘡ケアの未来に向けた新たな視点を得られる場となることを目指して準備を進めているところです。
多くの皆様のご参加とご協力を心よりお願い申し上げます。
2025年6月2日
第24回日本褥瘡学会北海道地方会学術集会
会長 桑原 広昌 (JA北海道厚生連 美深厚生病院 院長)
日本褥瘡学会北海道地方会では今後、会員の皆様への情報配信を紙媒体からメール配信へと徐々に移行する方針です。メールアドレスを登録していない会員の方は日本褥瘡学会北海道地方会事務局(e-mail: jspu-hokkaido@shunkosha.com)までお知らせいただけますようお願い致します。
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